今回は室生寺(むろうじ)を解説

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奥深い山と渓谷に囲まれたここ室生(むろう)の地は、太古の火山活動によって形成された室生火山帯の中心部で、こうした場所は古くから神々の座(います)聖地とされてきた。

奈良時代の末期この聖なる地で、皇太子・山部親王(後の桓武天皇)のご病気平癒の祈願が行われ、竜神の力で見事に回復された。

その後興福寺の僧・賢憬と修円によって創建された室生寺は、山林修行の道場とともに法相・真言・天台といった各宗派の兼学寺院として独特の文化を形成していった。

また、室生寺の東方約1キロには、龍神を祀る室生竜穴(りゅうけつ)神社があり、雨乞いの祈願なども行われてきた聖地。

不思議なオーラが漂う山の中で、次第に密教の色が濃くなってきたのか・・・江戸時代の1698年には、正式に真言宗の寺院として確立。

厳しく女人を禁制してきた高野山に対して、女人の済度もはかる真言道場として参詣を許したことから「女人高野」と呼ばれて親しまれ…現在は真言宗室生寺派の大本山である。

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女人高野ということなので、優しいお寺かと思いきや…この山門をくぐれば、いきなり厳しい石の階段が…(T_T)足パンパン

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通称、鎧坂(よろいざか)と呼ばれるこの石段は、まるで参詣者に室生寺へ入山することの覚悟を問うているように感じる…(;´∀`)ひーひーふー

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登りきった所にはこちらの本堂である金堂が建つ

金堂は平安時代初期の建物で、単層の寄棟造りで杮葺き(こけらぶき)…

内陣には、ご本尊の釈迦如来を中心に向かって右側に薬師如来、地蔵菩薩、左側には文殊菩薩、十一面観音菩薩といった平安初期に造られた仏像が並び立ち・・・その前には鎌倉時代特有の躍動感のある十二神将が一列に並んでいる♪

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特にこちらにある十一面観音像は、日本にある国宝・十一面観音菩薩像七体のうちの一体で、凛としたお顔の中に、どこかぽわ~んとした優しい雰囲気が漂い、とても人気がある仏像♪

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金堂の左手にある弥勒(みろく)堂は、興福寺の伝法院を受け継いだと伝える鎌倉時代の建築。内部の四本柱の中に須弥壇を置き、厨子入りの弥勒像を、右には国宝・釈迦如来坐像を安置♪

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もう一段上に上がると出てくるのが灌頂堂(かんじょうどう)が建つ。

本来は金堂=本堂といえるが、室生寺ではこの灌頂堂が真言密教のもっとも大切な法義である灌頂(かんじょう)を行うことから、本堂と呼ばれる。

ご本尊は、平安時代の如意輪観音菩薩像・・・靴を脱いで内陣でお参りできるのが嬉しい♪(´▽`)

そして、もう一段上がったところに(どんどん上がる・・・)

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高さ16.1mと小柄ながら、檜皮葺の屋根や朱塗りと白壁と周りの緑の調和がなんとも優美な雰囲気をもつ五重塔が立っている。

かなり綺麗なので、新しいもののようにも見えるが、室生寺の中では最も古い平安初期の建築物であり堂々の国宝。

さらに

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ここから長~い階段をどんどん上がって行くと・・・(゚Д゚;)天に?

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舞台造りで建てられた位牌堂と弘法大師・空海の四十二歳の像を祀ってある御影堂(みえいどう)が建つ奥ノ院。

あまり心臓や足腰に自信のない方や、夏場にはお勧めしないが…山林修行の厳しさを体感してみたい方は、ぜひどうぞ~(≧▽≦)





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