法起寺(ほうきじ)は、奈良の斑鳩(いかるが)にある寺院。

創建は飛鳥時代・・・聖徳太子の遺言により息子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりと伝えられている。

けっして観光寺院としての知名度は高くはないが、「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として、世界遺産に登録されている凄いところ!(≧▽≦)

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この寺には岡本寺(おかもとでら)という呼び名もあり、正倉院に納められている造東大寺司牒案(ぞうとうだいじすちょうあん)という文書に岡本寺の記載があるのが最も古いものとされる。

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創建当時の建築は、この日本最古の三重塔が現存するのみであるが・・・

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境内の発掘調査によって金堂跡・講堂跡が検出され、中門についても基壇の跡が検出され、創建当時の伽藍配置(がらんはいち)が判明している。

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それによると法隆寺・西院の伽藍配置とはに、金堂が西、塔が東に建つもので法起寺式伽藍配置と称されている。

法隆寺を総本山とする聖徳宗(しょうとくしゅう)の小本山の一つ♪

御本尊は平安時代の十一面観音菩薩(じゅういちめんかんのんぼさつ)像。
杉を使った一木造りの素朴な像だが、頼りがいのある兄貴って感じだ(*´ω`)

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かつては元禄年間に建てられた講堂に祀られていたが、現在は新設された収蔵庫に安置されている。

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お向かいの聖天堂は幕末に建立され、中には財福を授けてくださる歓喜天(かんぎてん)像が祀られている。

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歓喜天の好物は、なぜか大根とされており・・・屋根瓦にもしっかりと(笑)