今回は少し京都・奈良を離れて滋賀県の湖北の観音さまを解説。

少し感づいている方も、おられると思うが私はけっこうな仏像マニアだ(≧▽≦)

とはいえ、手当たり次第に仏像を見て回って、良いお顔を探しまくるというようなことではなく、観光案内をするという上で、それぞれの寺院に祀られている仏像について、色々と知識を仕入れているといった感じにすぎない。

仏像そのものは、信仰の対象として作成されたものであるわけで・・・美術品鑑賞<とは違い、厳粛な態度で拝さなければならない。

例えば・・・

奈良・興福寺の阿修羅像や薬師寺の日光・月光両菩薩などが上野の国立博物館に出張されたりすると、たちまち人が群がって大行列を作っている光景を見ると、どうも違和感がある。

とはいえ、例え美術品としての観点からだとしても、仏像を観ることで癒されたり興味をもっていただいたりすることも大事で、あらためて、仏さまのパワーを感じたいと、奈良や京都へ行きたいという人達が増えてくれるのなら、喜んで案内させて頂きまーす(≧▽≦)

近畿一円には、全国的にも秀逸な仏像が現存するので、本当にありがたい♪

仏像もさまざまな種類があり、それぞれが意味をもった尊像であるが・・・中でも、観世音菩薩(観音さま)は像形の種類が多く、ややこしい反面、大衆からの熱い信仰があるといえる。

観音像の中でも異彩を放っているのが十一面観音(じゅういちめんかんのん)菩薩像

日本全国の中で・・・

重要文化財に指定されるものは、滋賀42体、奈良34体、京都19体、兵庫14体、大阪10体と、約120体ほどが近畿一円に集中している。

国宝指定となれば非常に少なく、奈良では室生寺、聖林寺、法華寺の3体、京都には観音寺、六波羅蜜時の2体、大阪の道明寺に1体と滋賀の渡岸寺に1体というように、全国でもたったの7体しかおられないのだ。

前置きが長くなったが、今回はそのうちの滋賀にある国宝・十一面観音像について(*´ω`)♪

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参道を行くと仁王門、その前には行く手を遮るかのような松が雄々しい(*´ω`)ワクワクするね♪

こちらは湖北の向源寺(こうげんじ)が管理されている渡岸寺(どうがんじ)観音堂

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このお堂はそれほど古いものではないが、なかなか格好良い建物だ。

階段を上がり、引き戸をあけると

で~んと正面に観音様ではなく阿弥陀様が座っておられた。

あれれ・・・失礼、間違えましたか(^^;)?

いや、この部屋からもう一つ奥に廊下がつながっている。今度は見るからに鉄筋コンクリートでかなり近代的な建物だ。

自動ドアを開けると目の前に・・・

( ゚Д゚)…!

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国宝7体の中で最も美しいとの評判通り、綺麗な顔立ちをされた観音様。

しかし思った以上に大きく、像高は台座から頭頂部までで194cmある

だがこの大きさゆえに、本来の厨子(ずし)の中に納められておらず、まるで美術館の展示のように、くるりと周囲を一周できるようになっている。

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そして、三屈折(さんくっせつ)という技法を用いたうしろ姿がまた、艶めかしい…。

湖北は読んで字のごとく琵琶湖の北にあり、昔から多くの工房があり観音像がたくさんつくられてきた場所だが、同時に戦国時代に織田信長と浅井長政との戦いで多くの寺院や工房も消失してしまった。

DSC05419

境内には、「御尊像埋伏之地」という石碑が建立されており、十一面観音を戦火から守るために、付近の住民たちが観音像を土中に埋め、焼失するのを阻止したと伝えられている。

こうして、多くの人の祈りが込められて護られ、今に伝えられていることに感謝以外の言葉が見当たらない・・・。









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